東京都千代田区神田駿河台4丁目6
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災害大国日本では、東日本大震災以降も毎年多くの災害を経験しており、近くは熊本・大分の地震や関東・東北の豪雨などで多くの方が被害に合われました。その度ごとに、一般の方や技術者コミュニティの幅広い支援の必要性が再認識されています。
2013年より毎年開催してきた「減災ソフトウェア開発に関わる一日会議」のシリーズでは、災害時の対応に必要な情報技術やそれによって連携できる支援活動について情報交換や議論を深め、情報支援レスキュー隊(IT DART)構想や経験・知恵の共有などの活動を支援してきました。
今年は、このシリーズを振り返りながら、かつ、この1年で発生した関東・東北豪雨や熊本・大分地震などでの技術者や、情報ボランティアの活動実績と課題を共有し、何ができて何が難しいのか、平時に準備しておくべきことと非常時に必要となるノウハウなど整理していきたいと考えています。
そして、このような活動・連携・仕組みづくりを継続していく方法についても検討できれば幸いです。
この会議の成果は、文部科学省受託研究「都市災害における災害対応能力の向上方策に関する調査研究」において開発する「マイクロメディアサービスにおけるマッシュアップ・双方向インタラクション技術」について、災害時におけるボランティアおよびプロボノによるマイクロメディア構築活動の支援・促進手法の調査報告として反映する計画です。